Box を活用して効率的で安全にデータを移行したい

目次

• Box への大量データ移行の難しさ
• 大量のデータを安全に移行するには？
• 本ソリューションの概要
• 本ソリューションの特徴
• 関連製品・サービス

Box への大量データ移行の難しさ

大量のフォルダ／ファイルの現状確認と移行先／権限設定の決定が必要

利用中のファイルサーバやクラウドストレージに大量のデータがある場合、移行対象のファイル／フォルダを確認することから始まります。また、現状を確認した後に移行先であるBox のフォルダや権限を検討し、設定していく作業を行う必要があります。データ量が多くなるほど確認のための情報整理やBox の権限設定の負担が増加し移行が困難になります。

データ移行のために長時間の作業が必要

大量にデータがある場合、データの移行には数日かかる場合もあります。休日など利用者がいない時間帯にデータ移行することで業務への影響を抑えることも可能ですが、データ量や回線速度などさまざまな要因で休日だけで移行期間を十分に確保することが難しいことがあります。
データ移行の作業には非常に時間と労力を必要とし、業務の生産性に悪影響を及ぼす可能性があります。また、日々業務で使うストレージは常に更新される中でデータ移行を進めていく必要があります。

正常にデータ移行が完了しているか

データの移行が完了した後、データが正確にBox に反映されているかどうかを確認する必要があります。移行後にファイルが見つからない、などの問題がしばしば発生することがあります。
Box がサポートしていない文字列を使ったファイルやフォルダ名によりデータ移行時にエラーが発生、移行対象のフォルダであったが、移行作業から漏れていたなどが主な原因となりますが、移行対象のデータが全て移行できているかの確認が非常に重要です。データの損失がないかどうかを確認する作業には時間と労力が必要になります。

大量のデータを安全に移行するには？

データ移行ツールの活用

ファイルサーバやクラウドストレージ間の移行にデータ移行のツールを利用することで上記課題を解決することが可能です。有名なツールに「Data Migration Box」などがあります。
ツールを使うことで現在利用しているファイルサーバやクラウドストレージ内のデータの名前や種類、権限をレポート出力し確認することや、日々の利用者の更新を反映しながら、日中は帯域制限をしつつ夜間・休日など利用の無い時間帯にもデータ移行を行うことなどが可能です。まだ、移行先のBox への権限設定や移行時のエラー抽出なども行えるため、確実にデータ移行を完了させることが可能です。

ツール活用の課題

しかしながら、ツールによるデータ移行を行うにあたり課題もあります。

• 現状調査から移行まで、1つのツールで全てできるケースは非常に少ない。
• 販売されている製品のみでは対応しきれない場合がある。

お客様の環境に応じて、複数のツールに関する調査や検討、手動で実施する場合の方法を確認するなど、ツールを利用するにも大変な労力を伴います。

本ソリューションの概要

弊社のBox 導入支援ソリューションは、お客さまのご要望やシステム環境にあわせて、Box に関する設計、設定をご支援するとともに、現在ご利用されているデータストレージからBox へデータを移行するためのご支援をいたします。

専門知識や十分なリソースが必要な下記作業を支援させていただくことで、効率的かつ安全にBoxの導入やその後の活用を行っていただけます。

• お客様のシステム環境の現状確認
• フォルダ構成、セキュリティ、権限等の設計のご提案
• 移行計画のご提案、作成
• 設計に基づく設定の実装
• データ移行、検証、移行後確認
• Box導入の社内展開、利用方法のレクチャー

本ソリューションの特徴

移行製品や独自ツールを活用し様々なデータ移行元に対応

「Data Migration Box」をはじめ、製品化されていないケースにおいても、豊富な移行実績から社内で開発した移行ツールなどを用いて、お客様の環境に応じた最適な移行方法でご支援いたします。

大量データの豊富な移行実績

100TB（テラバイト）以上のデータ移行など、大量のデータ移行について多数の実績があります。ファイルサーバからの移行だけでなく、クラウドストレージ間の移行などもサポートいたします。異なる業界や規模の組織向けにカスタマイズされたソリューションが提供可能です。

お客様のデータ移行をスムーズに進め、Box を効果的に活用できるようご支援します。

関連製品・サービス

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